セレック
Cerec

セレックについて

天然の歯に近い色や質感 機能性を短時間で再現

セレック(CEREC)とは、CEramic REConstruction(セラミックによる歯の修復)の略称で、文字通りセラミック材料を用いた修復治療を指します。歯科医療の先進国であるドイツで開発されたシステムです。従来の印象材による歯型採りは行わず、専用の3D光学カメラによって、口腔内の情報を3次元的なデータで記録します。詰め物や被せ物もセラミックブロックを材料に、コンピュータ制御で製作されるため、精度が非常に高い詰め物・被せ物(補綴物)が出来上がります。また、セラミックという優れた歯科材料を使うことで、精密な修復操作が可能となり、むし歯の再発などの再感染を防ぐことができます。

このように、セレックシステムを活用すれば、天然の歯に近い色や質感の詰め物・被せ物(補綴物)を短時間で製作することが可能です。不快な歯の型取り(印象採得)を行う必要がございません。

セレックの特徴

最短1日で治療が可能。 その日のうちに白い歯が入る

セレックの大きな特長として、製作期間が短い点が挙げられます。従来の治療法では2~3回ほど通院して詰め物や被せ物(補綴物)を製作していました。

しかも、詰め物や被せ物(補綴物)の作製は外部の技工所に委託するため、歯の型取り(印象採得)によって歯型をとってから作製に要する期間が必要でした。一方、セレックは最短1日で治療が完了します。セラミックで作製する詰め物や被せ物(補綴物)は、10~20分程度で完成します。

そのため、1日の来院で装着することが可能で患者様にも喜ばれています。

保険適用の歯より長持ちで外れにくい

ふとした瞬間に、詰め物や被せ物(補綴物)が外れるという経験を多くの方がされているかと思います。特に、ネバネバとした粘着性の高い食品を噛んだ際には、詰め物や被せ物(補綴物)の脱落がよく起こります。

けれども、セレックであればそう簡単に外れることはございません。なぜなら、セレックでは特殊な接着方法を採用しているからです。従来の保険の銀歯と比べると、接着力はおおよそ「8倍」となっております。

さらに、材質が天然の歯に近く、適合性も高いため、非常に長持ちする補綴装置を作り上げることが可能です。

天然の歯に非常に近い、自然な色合い

セレックでは、実に多様な色のセラミックブロックが用意されておりますので、患者様ご自身の歯に最も近い色を選択することが可能です。歯列の中に組み込まれても違和感の少ない、自然な色合いを再現します。

※ただし、技工士による手作業のセラミック治療と比べると、仕上がりの色合いはやや劣ります。けれども、保険診療の歯と比べた場合は、セレックの方が圧倒的に自然な色合いとなります。

型取りが必要がない

セレック治療では、3D光学カメラを使って直接、患者様のお口の中を撮影(スキャン)させて頂くため、型取りを行う必要がありません。歯や歯列の形態は、データとして記録されます。

ですから、従来の印象材などを用いた不快な歯の型取り(印象採得)という工程を省くことができるのです。その結果、患者様の負担も軽減します。セレックシステムを導入することで、従来のセラミック治療よりも、費用を大幅に下げることができます。

なぜなら、セレックで詰め物・被せ物(補綴物)を作る場合、ほぼすべての工程を歯科医院内で完結させることが可能だからです。

従来のセラミックに比べて経済的

従来の方法だと、詰め物や被せ物(補綴物)の作製を歯科技工所に外注しなければならないため、それに応じた費用が加算されていました。

また、実際に手を動かして詰め物・被せ物(補綴物)を作るのは技工士のため、人件費も加わります。その結果、患者様のご負担も大きくなってしまいます。

ですから、同じセラミック治療でもセレックはコストを削減することができる良いシステムで、治療費を抑えることができ、患者様にとっても非常に経済的であるといえます。